Photo : Ian Berry /Magnum Photos/AFLO
South Africa. Zion City Moria in Limpopo Province. Annual meet-ing of members of the Zion Christian Church, the biggest religious group in South Africa. Just prior to the elections leaders of the main parties including whites attended, attempting to influ-ence the outcome. April 3, 1994.
Issue#01
Issue#01 ”Racism”
“Medeia1.0”が届ける写真に1人でも多くの人が立ち止まり、想像し、思いを馳せ、行動することで少しでも幸福な日常生活を送ることが出来る社会の実現を願っています。 第1弾となるIssue#1 “Racism” では、世界最高峰の写真家集団であるマグナム・フォトより代表的な3枚の写真を紹介します。

1994年南アで開催されたZCC年次総会で撮影された写真

力強い手の動き、強いコントラストの影を纏った男性の口元は大きく開き、力強く何かを訴えかけようとしている。背後には警察官の様にも見える人々が写り、写真全体から物々しい雰囲気を醸し出している。この写真は1994年4月3日、南アフリカ共和国のリンポポ州モリアで開催された「Zion Christian Church(ZCC)」の年次総会で撮影された。

南アフリカでは同月27日に史上初の全人種による普通選挙を控える中、この年次総会には当時の南アフリカ大統領F.W.デクラーク、後の大統領として全民族融和の象徴となるネルソン・マンデラ、南アフリカ民族ズールー人政党のインカタ自由党指導者マンゴスツ・ブテレジらも出席。選挙へ強い影響力を持つ三者の行動には注目が集まった。

当時の南アフリカでは、全人種選挙の実施に向けては1948年に制度化された「アパルトヘイト(人種隔離政策)」撤廃の期待は高まる中、民衆を巻き込んだ抗争が続くなど選挙直前まで不安の日々が続いていた。選挙ではネルソン・マンデラ率いるアフリカ民族会議(ANC)が圧勝し、マンデラが大統領に就任。同年にアパルトヘイトは撤廃された。

Issue#01
IR002
Online store
C L I C K C L I C K